日本は世界1の長寿国(男女平均で約84歳以上)で少子化が進み高齢化率が28.6歳とこちらも世界NO1です。
このため、2023年現在1人の老人(65歳以上)を支える現役世代(20歳から64歳)の人数が2人(推定)であり、2050年では1.2人になります。少子化対策が計画されていますが顕著な効果は期待できません(内閣府資料)。
現状では、1人が1人を背負うという大変過酷な状況がすぐそこに待ち構えています。
2022年度の国家予算に占める借金(赤の公債費)比率は35.9%と3分の1を超える大借金です。プライマリーバランス(黒字化)には税収が約1.6倍になる必要が有ります。
現状の予算(来年度以降も固定)でも経済成長率0.55%(過去10年平均)、インフレ率2%の簡易計算では、バランスに
19年を要します。
しかし、ここ数年の予算伸び率が成長率を上回っているからバランスの見通しはたちません。
この借金増加傾向が続くと、年金はさらに減り、日本が破綻しないとは言えません。
社会人になる若者にNHKがインタビューし、1人を除いて全員が空気を読み対応すると回答、残り1人が自分は空気を読まないと発言しました。空気を読むのは日本だけでしょう。
かつて軍部が「考えるな、会話するな、言われた事だけをきちんとやれ」と指導していたのと通じます。軍部は敗戦色が濃くなると国民に竹やりを持たせ「一億玉砕」を命じました。
アメリカでは、自分たちの会話で得た結論は正しいと信じ、積極的に議論し、合意した内容に従い行動します。また大学はオリジナリティを重要視します。
バブル期、見本中が経済でアメリカに勝ったと沸き上がり、アメリカを爆買いした。これらは日本に対する不信感や怒りになった。
アメリカは日本に対して諜報ネットワークを政府から個人まで張り巡らせ情報収集し分析した。世界の経済ルールを変更し日本を締め上げ、世界の工場を日本から中国に移し、不正なビジネスを見つけて過酷に叩いた。これが、日本の長期低迷の大きな理由である。
アメリカは今も日本を信用していないが、中国が台湾進攻意図を明確にし、チャンスが生まれた。日本がアメリカとの関係強化を図り、世界をリードするには、根づいていない民主主義を最高レベルに引き上げ、事実の徹底究明により情報力を得るしかない。日本には曖昧さ、綺麗ごと、嘘の腐った情報が蔓延、解決力、推進力、説得力が弱い。
民主主義レベル引き上げはアメリカの歓迎するところである。日本が民主主義の良さと強みを遺憾なく発揮すれば、アメリカと対等以上に付き合える。事実の徹底究明は万人が解決や説得の力を得る知恵である。事実の徹底究明は科学であり、科学は全ての分野に適用されなければならない。事実の徹底究明は高いレベルの戦略を生むものであり、戦略の方法や論理構成の正しさを証明する。
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